VSTプラグインのインストール先を設定しよう!
音楽をやっていると、OS の入っている SSD はなんやかんやですぐにいっぱいになってしまいます。そこで、VST プラグインを別のハードディスクなどにインストールしているという人も少なくないはず。
私もインストール専用の 3TB の HDD を 1 つ持っています。
でも、VST プラグインをインストールするたびにいちいち別のディレクトリを選択するのは面倒ですよね。
そこで、今回は VST のデフォルトインストール先を変更する方法をご紹介します!
注意!
今回の記事では環境変数及びレジストリを操作します。操作を誤った場合、最悪Windows が破損して起動しなくなりますので十分注意して作業を行ってください!
また、64bit の Windows 7 以降を対象としています。Macintosh や 32bit 版 Windows の場合はこの記事の方法では正しく登録できません!
VST プラグインのデフォルトインストール先を指定しよう!
まずはパスを登録します。
Windows ボタンを押してメニューを表示したあと、「環境変数を編集」を選択します。
次に、ユーザー環境変数の下にある「新規」ボタンを押し、変数名を「VST_PATH」、変数値を 64bit プラグインのインストール先に指定します。

私はこんな感じで保存しています。
次にレジストリエディタを開きます。Windows ボタンを押してメニューを表示したあと、「regedit」と入力すると表示されます。
レジストリエディタを開いたら、64bit のプラグインのパスから登録していきます。
左側のツリービューから「HKEY_CURRENT_USER\Software\VST\」を開きます。ない場合はキーを作成してください。
次に、「HKEY_CURRENT_USER\Software\VST\」の中に文字列値で「VSTPluginsPath」を作成してください。

これが、64bit の VST プラグインのインストール先になります。管理人はこんな感じで作成しています。
同じように、「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\VST\」の中に文字列値で「VSTPluginsPath」を作成し、同じものを書き込んでください。

次に 32bit の VST プラグインのインストール先を指定します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\VST\」を開き、文字列値で「VSTPluginsPath」を作成し、32bit プラグインのインストール先を入力します。

これで設定完了です!
まとめ
VST のインストーラーの規格は統一されていないので、全ての VST がこの方法で対応できるわけではありませんが、ほとんどの VST は指定したディレクトリにインストールできるようになると思います! 例えば、私の環境では Native Instruments さんのプラグインをインストールするときはきちんと認識していました!
音屋さんの PC 環境は酷使するので結構頻繁に壊れます。インストールを効率良く進めるために設定しておくと便利ですよ!
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